ロッテ・永野将司が「広場恐怖症」を公表 ファンや同じ病気で苦しむ人から激励相次ぐ (1/2ページ)

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ロッテ・永野将司が「広場恐怖症」を公表 ファンや同じ病気で苦しむ人から激励相次ぐ

 千葉ロッテマリーンズの永野将司投手が12日、自身のツイッターで「広場恐怖症」を患っていることを公表。ファンから激励の声が相次いでいる。

 永野は飛行機や新幹線などの長距離移動時に、動悸や恐怖心を訴えてしまう症状を九州国際大学時代から抱えており、社会人野球のHonda野球部時代に医師から「広場恐怖症」と診断されたそう。

 ロッテ球団はそれを承知の上で指名・獲得し、長距離移動は各駅停車の新幹線を用いるなどして対応してきた。しかし、今春の石垣島キャンプでは空港まで行ったものの、症状が強く出たため参加断念していた。

 球団は病気を公表していなかったが、永野の希望で発表という形に。その理由について、永野は自身のツイッターで「年々症状が悪化して今年はキャンプにも参加できず」「ファンに心配をかけ、ご迷惑をおかけして、いずれバレると思い公表しました」と説明。さらに、「芸能人の皆さんが公表しているので、僕も受け止めてモヤモヤを取ろうとおもいました」と強い決意を持って公にしたこと明かした。

 永野の決断に、ファンは「頑張ってほしい」「病気に負けるな」と応援の声が殺到。さらに、今回の件で初めてこの病気を知った人からは「自分もそうかもしれない」「似たような経験がある」との声が。そして、同じ病気を抱える人々からは「理解されてほしい」「止まない雨はない。乗り越えてほしい」と励ましの声が挙がった。

 永野は九州国際大学の4年時にトミー・ジョン手術を受け、内定を取り消されてしまったことがある苦労人。就職浪人を経験した後、剛球に目をつけた社会人野球の強豪Hondaから声がかかり入部し、最速154キロのストレートで注目を浴びた。

 新人だった昨年は4試合の登板に留まったが、自責点はなし。150キロを超える左腕投手は貴重で、ストレートで空振りが取れる投手なだけに、活躍が期待されている。

 永野が明かした広場恐怖症とはどういうものなのか。家族が症状を抱えていたという人に話を聞いてみた。

 「私の妻が広場恐怖症で、治療を続けています。症状の最初は、一緒に電車に乗った際、『皆が私を見ている』とおかしなことを言い始めたこと。そのうち、『気分が悪い』と訴え、青白い顔に。

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